LPガスの液体が気体に変わるのを見て驚く子どもたち=長崎県松浦市の九州液化瓦斯福島基地

 伊万里市波多津町と黒川町の子どもたちが22日、伊万里湾に浮かぶ福島(長崎県松浦市福島町)にあるLPガス(液化石油ガス)基地を見学した。目の前にありながらほとんど知らない基地の中を見て回り、暮らしを支える重要な役割を学んだ。

 LPガスは家庭用や自動車燃料などに使われ、福島町には民間の輸入基地と全国に5カ所しかない国の備蓄基地がある。普段は関係者以外入ることはできないが、年に数回、地元や周辺自治体の住民を対象に見学会を開いている。

 この日は福島町と橋でつながる波多津町や黒川町の親子12組51人が参加した。職員によるLPガスについての説明や液体を気体に変える実験を楽しんだ後、高さ40メートルの巨大タンク群や管理室を見学した。LPガスはもともと無臭で、漏れたときに気付くようにここで臭いを付けていることなど知識を深めていた。

 波多津小4年の田中大翔君(9)は「外国から運ばれてきたガスが大切に貯蔵されているのを知って、使う方も大事に使わないといけないと思った」と感想を語った。

 基地では一般の見学希望を随時受け付けている。問い合わせは九州液化瓦斯福島基地、電話0955(47)3451。

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