性や生命について授業する助産師の津上さん=佐賀市のKTCおおぞら高等学院佐賀キャンパス

 通信制高校のサポート校・KTCおおぞら高等学院佐賀キャンパス(佐賀市)で19日、現役の助産師、津上泰子さん(50)が性教育の授業を行った。命の誕生に触れ「私たちは数億の中から選ばれた一人。幸せに生きていることを忘れないで」と生命の尊さを訴えた。同キャンパスでは、講師を招いた保健体育の特別授業として、年に1度実施している。聴講した生徒たちは、性や生命の大切さを学んだ。

 津上さんは、性的接触が妊娠や性感染症のリスクを伴うことを説明した。また、人工妊娠中絶をした女性の心身への影響についても話し、「責任を考えて行動してほしい」と訴えた。受精卵の大きさを示すため、約0・1ミリの穴を空けた紙を配り、教室の前方には実物大の胎児が描かれた絵を展示した。「体や心、環境が整っていれば、性は命をつなぐすばらしいこと」。学生たちに思いを伝え、話を締めくくった。

 講義を受け、一番ケ瀬優真さん(16)は「自分に関係のないことと思わず、今日言われたことは他の人にも伝えていきたい」と話していた。

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