真剣な表情で作業を進める子どもたち=佐賀市金立町の東名縄文館

 佐賀市金立町の東名縄文館で21日、小学生向けの体験学習「縄文の貝アクセサリーづくり」が開かれた。県内外の小学生やその保護者約35人が参加。東名遺跡から数多く発見されている縄文時代の貝輪づくりに懸命な表情で挑戦した。

 遺跡保存活用の一環として取り組むイベント。2016年に東名遺跡が国史跡として指定されるのを前に、遺跡の知名度を高めて多くの人に認知してもらおうと12年からスタートした。

 子どもたちはまず、自分たちが身につける「ベンケイガイ」の貝殻を選定。その後、たたき石を使ってその貝に穴を開け、その穴を鹿の角で作ったハンマーで力強くたたいて広げた。

 自分たちの手首が通るぐらいの穴になると、砥石(といし)を使って磨き上げて完成。できあがったブレスレットを身につけ、「お母さん通ったよ」などと笑顔を見せていた。

 母親ときょうだい3人でアクセサリー作りを楽しんだ村井春都君(10)=福岡県、飯原小4年=は「穴を開けるのが難しかったけど、きょうだいと作って楽しかった。手に付けて出掛けたい」と話した。

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