参加者に三味線の弾き方を教える長唄・三味線方の杵屋五助さん=佐賀市の佐賀城本丸歴史館

 三味線や笛、鼓など日本伝統の音楽と唄に触れる「邦楽ワークショップ」(主催・麻の会)が21日、佐賀市の佐賀城本丸歴史館であった。佐賀市出身で、長唄・三味線方の杵屋五助さんら、歌舞伎公演でも活躍するプロの演奏家6人が講師を務め、演奏の披露や楽器体験で指導した。参加した子どもたちは、生の演奏や楽器体験に興味津々だった。

 はじめに、6人で歌舞伎舞踊曲の「吉原雀」、長唄「蛙の子」を披露。プロによる楽器の生演奏に子どもたちはくぎ付けとなった。後半は講師からそれぞれの楽器の持ち方から音の出し方まで丁寧に教わった。子どもたちはドキドキした表情で楽器に触れ、楽器を奏でられるよう真剣な表情で話を聞いていた。

 三味線を体験した佐賀大附属小2年の西郡己子さん(7)は「三味線を弾いてみたかった。音が鳴ってうれしかった」と笑顔で喜びを表した。麻の会の井手節子さん(63)は「子どもたちが邦楽に触れる機会は少ない。体験は心に残ったと思う」と話した。

 ワークショップには、小学生や保護者など約100人が参加した。佐賀県での同ワークショップは2回目。

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