小野寺五典防衛相は23日午前、陸上自衛隊の輸送機V22オスプレイの佐賀空港(佐賀市川副町)への配備に向け、佐賀県の山口祥義知事と会談した。2月5日に陸自のAH64D戦闘ヘリコプターが佐賀県神埼市の住宅に墜落した事故を受け、中断していた県との協議を再開、小野寺氏は「オスプレイの機体の安全性に問題はない」と述べ佐賀配備に理解を求めた。

 会談に同席した防衛省の担当者は、米軍が運用するオスプレイの2017年9月末時点の事故率が上昇したことについて、機体自体に問題はないとの見解を示した。陸自が運用する際には、空中給油や発着艦の訓練を有明海を含む佐賀県上空では実施しないとの安全対策を説明した。

 防衛省は2018~21年度の間にオスプレイ17機を佐賀空港に順次配備する方針で、今年秋以降に最初の5機が米国から日本に納入される予定。佐賀空港配備に同意が得られておらず、千葉県木更津市の陸自木更津駐屯地への暫定配備を検討している。

 小野寺氏は午後、秀島敏行佐賀市長らとも面会する。

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