試合後、鳥栖FWフェルナンド・トーレス選手(手前右)に声援を送るサガン鳥栖サポーター=鳥栖市のベストアメニティスタジアム

鳥栖-仙台 後半、ピッチ場に姿を現した鳥栖FWフェルナンド・トーレス選手を撮影する大勢のサガン鳥栖サポーター=鳥栖市のベストアメニティスタジアム

サガン鳥栖-ベガルタ仙台 試合終了後、サポーターに手を振るフェルナンド・トーレス選手(9)=鳥栖市のベストアメニティスタジアム

フェルナンド・トーレスのグッズ売り場には長蛇の列。買ったばかりのタオルマフラーを手に、トーレスの等身大パネルと記念撮影するサポーター=鳥栖市のベストアメニティスタジアム

選手バスから降り、スタジアムに入るサガン鳥栖のフェルナンド・トーレス選手=ベストアメニティスタジアム

 「新しい風を吹き込んで」。サガン鳥栖に新加入した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス選手のJ1デビュー戦となった22日のベガルタ仙台戦。0-1で敗れたものの、世界レベルの圧倒的な存在感に約1万7千人のサポーターはくぎ付けになり、低迷するチームの巻き返しを託した。

 試合前、Tシャツなどのグッズ売り場に約500人が列を作った。中国から初めて訪れた会社員チェン・ユージィアさん(27)は約15万円分のグッズを“爆買”。「私の応援で彼を支えたい」と声を弾ませた。

 後半5分、トーレス選手が出場すると大きな拍手と歓声が沸き起こり、応援歌も響き渡った。会社員の吉川凌平さん(23)=福岡市=は「裏へ抜け出し、キーパーをかわして得点を」と期待を寄せた。吉田選手や小野選手らとの連係でチャンスを作る場面も。大学生の塚本遼さん(18)は「ボールの使い方や反応が早くレベルの違いを感じた」と目を輝かせた。

 試合終了後、サポーターは「トーレス」と声を掛け温かい拍手を送った。看護学生の三ヶ島志穂さん(22)=武雄市=は「チャンスはあったので早い段階でゴールが見られると思う」。会社員の村岡慧亮さん(27)=福岡市=は「これからだと思う。他の選手と連係を深めて勝ち点を」と降格圏の17位にとどまるチームの浮揚を期待した。

 この日は、トーレス選手を一目見ようとスタジアムに向かうサポーターに、思わぬアクシデントも。JR博多駅で午後3時45分ごろ発生した信号トラブルで、鳥栖駅に向かうダイヤは大きく乱れた。短文投稿サイト「ツイッター」では「ベアスタ行こうと思ったのに全く電車進まん」。午後7時の試合開始に間に合わず「あきらめて帰ります」といった書き込みもあった。

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