軽快な囃子にのって、須賀神社を目指し駆け出す飾り山=小城市小城町

 小城市小城町の伝統行事「小城山挽(やまひき)祇園」の本祭が22日、同町の須賀神社周辺であり、武者人形などで飾られた地元3地区の山車「飾り山」が町を練り歩いた。沿道に集まった見物客はスマートフォンやカメラを向け、声援を送った。

 町を見下ろす高台の須賀神社の夏祭りで、702年の伝統がある。出陣式では、小城山鉾(やまほこ)保存会の副島福次会長(65)や江里口秀次市長らが「元気に山を走らせ、暑さを吹き飛ばそう」とあいさつ。笛や太鼓の囃子(はやし)にのって、神社までの約700メートルを威勢よく駆けた。

 明治維新150年に合わせ、上町の人形は愛らしい「西郷どん」を手作りした。中町は「島原の乱」にちなんで天草四郎と初代小城藩主鍋島元茂、下町は昔話の花咲かじいさんや浦島太郎を飾った。

 会場周辺では物産市などが開かれ、祭りを盛り上げた。町屋を開放したビアガーデンも暑さをしのぐ人たちでにぎわいを見せた。

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