鳥栖-仙台 後半29分、ドリブルで攻め込む鳥栖FWトーレス(中央)=鳥栖市のベストアメニティスタジアム

鳥栖-仙台 後半32分、鳥栖FWトーレスのパスから、DF吉田がループシュートを放つ=鳥栖市のベストアメニティスタジアム

 手痛い敗戦を喫したが、光明を感じさせた。鳥栖は後半途中出場した新加入のFWトーレスが仲間との好連係でゴールに迫った。「1週間でチームに溶け込んだ。どんなプレーを求められているのか理解できている」と語った。

 出番は後半早々に訪れ、スタジアムは大歓声に包まれた。その期待に応えるべく、20分のCKでは高い打点のヘディングシュートを放った。26分には左サイドで相手DF2人を軽やかにフェイントでかわし、右足を一閃(いっせん)。32分にはペナルティーエリア前でDF吉田に絶妙な浮きパスを供給した。

 連係プレーを成熟させていくには時間が必要だが、チームメートはトーレスの鋭い得点感覚を早くも理解している。中盤のMF原川は「動きが見えやすく、パスが出しやすい。時間がたてばより良くなる」と言い切る。

 この日でリーグ戦は一巡目の17試合を終えたが、チームは勝ち点14でJ2降格圏の17位。主将の吉田は「結果を出し、今の状況を早く抜け出したい。そのためにトーレスも来てくれた」という。

 ベアスタのピッチに立ち、「自分の家から遠く離れたこの地で、自分のために歌ってくれるサポーターのパッションに感動した」とトーレス。試合後の取材では、「トレーニング」の言葉を幾度となく口にし、「自分が活躍するために、チームメートが助けてくれている。いち早く勝利に貢献したい」と今後の活躍を約束した。

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