紹介板の幕を外すセレモニーを行った関係者ら=佐賀市巨勢町の龍津寺

 煎茶道の祖高遊外売茶翁(1675~1763年)が出家した龍津寺(りゅうしんじ)(佐賀市巨勢町)で17日、売茶翁を紹介する案内板の除幕式が開かれた。地域住民や関係者ら約50人が新しくなった紹介板の完成を祝い、売茶翁の命日7月16日に合わせた法要「売茶忌」で合掌した。

 売茶翁は11歳で同寺に出家、57歳から京都に移り住んだ。高遊外売茶翁顕彰会は2007年、同寺の故武藤長章前住職の依頼で紹介板を設置。木製だったため風雨で痛み、地域住民から再建の要望が出ていた。

 新たな紹介板はスチール製で縦約180センチ・横約150センチ。書家糸山哲山さんがしたためた紹介文に、画家伊藤若冲が描いた売茶翁の肖像画を添えた。

 東ノ巨勢(とうのこせ)地区の元自治会長鵜池康隆さん(76)は「立派な紹介板を作ってもらえて、最高にうれしい。この地で暮らした売茶翁のことを、後世に伝えていきたい」と満面の笑みを見せていた。

このエントリーをはてなブックマークに追加