1935年の初代から現在の6代目まで、大阪道頓堀にあるグリコのネオンサインの歴代ジオラマが並ぶ=佐賀市の県立美術館

 日本を代表する菓子メーカー「江崎グリコ」を創業した、佐賀市蓮池町出身の江崎利一(1882~1980年)の特別企画展「グググッ!!グリコ展」が21日、佐賀市の県立美術館で開幕した。創意工夫を重ねて多くの人を笑顔にした江崎の功績をたどり、原点となったふるさと佐賀での暮らしぶりも紹介する多彩な展示になっている。

 佐賀新聞社、佐賀県、サガテレビでつくる実行委員会が主催。オープニングセレモニーで山口祥義知事は、グリコは大人から赤ん坊までを笑顔にしてくれるとし、「その発祥はグリコーゲン。有明海のカキの煮汁に原点があったというのは本当に誇らしい」とあいさつした。

 来賓として招かれた江崎グリコの江崎勝久社長は、創業者である祖父について「世の中の役に立つ仕事をしたいと日夜考えていた」と評し、心と体の健康に寄与する理念の下、晩年まで絶えず開発のアイデアを持っていたと語った。

 会場には、不屈の精神で挑戦を続けた江崎の足跡をたどる資料をはじめ、大阪・道頓堀の名物「グリコサイン」の歴代看板や広告、パッケージ、数百点にのぼる“グリコのおまけ”も展示。オリジナルグッズの販売コーナーもある。会期は9月2日まで。大人600円、高校生以下・障害者無料。

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