準々決勝・佐賀学園-唐津商 8回裏唐津商2死二塁、3番土井克也が左本塁打を放ち、8点差が付いてコールド勝ち=みどりの森県営球場

 第1シード・佐賀学園を力でねじ伏せた。唐津商の3番土井克也が2本塁打の活躍。膠着(こうちゃく)状態となっていた四回は先頭で右翼席に運び、八回は勝負を決める2点本塁打を豪快に左翼席にたたき込んだ。

 「あの時も四回で自分からだった。今回も絶対いける」。四回、土井は打席に向かう際、3回戦・北陵戦で自身の左前打が攻撃の口火になったことを思い出した。初球の高めの真っすぐを逆らわずにはじき返すと、鋭い打球が右翼席まで達した。

 八回は体勢を崩したが、真ん中高めのスライダーをフルスイングし、左翼席の深いところまで運んだ。

 普段の練習では「勝負がかかるときに打てないのでは意味がない」と、芯で捉える感覚を身に付けるために竹バットを使用。大会1週間前まで金属バットは握らないという。

 1年の夏に甲子園の土を踏んだが、昨夏は8強止まり。それだけに「この日の勝利は一つの節目になる」と土井。「個人の成績は二の次。チームのために何ができるかを考え続ける」。2本塁打におごることなく、主将の顔で次の戦いを見据えた。

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