猛暑が続き乳牛も夏バテ気味に。ヨコオ牧場では、牛舎の天井に設置された大型扇風機の下で、乳牛が涼んでいた=神埼市脊振町(撮影・山口源貴)

 佐賀県内は20日も高気圧に覆われて気温が上昇、嬉野市ではこれまでの最高気温に並ぶ38・5度を記録するなど各地で厳しい暑さが続いた。県内の猛暑日は7日連続で、7月としては過去10年で最長。県内は21日以降も猛暑日が続く見込みで、各地でイベントの中止や縮小が相次ぐなど熱中症への警戒が強まっている。

 佐賀地方気象台によると、20日の最高気温は、嬉野市で1977年の統計開始以降の観測記録1位(2016年8月12日)と並んだほか、佐賀市で38・1度、伊万里市で今年最高の36・7度を記録するなど、県内6観測地点のうち、唐津市を除く5地点で猛暑日となった。標高約600メートルの脊振山麓にある神埼市のヨコオ牧場では、生乳の生産量が減らないよう、牛舎の天井に設置された大型扇風機をフル稼働させている。

 猛烈な暑さを受け、鹿島市の鹿島西部中は同日、体育館で行う予定だった夏休み前の全校集会を取りやめ、校内放送で休み期間中の注意点を児童に伝えた。

 県内は27日まで猛暑日が続く見込みで、熱中症への懸念からイベントの中止が相次いでいる。小城市は22日に小城高体育館で予定していた席書大会の中止を決めた。未就学児以上の約450人が参加予定だったが、空調がなく、熱中症の危険性が高いと判断。小城市の三日月小で23日から8月7日まで開く予定だったプール教室や、22日に鹿島市の明倫小で予定されていた子どもクラブ対抗球技大会も中止になった。

 鳥栖市の「鳥栖山笠」(21、22日)は約5キロの巡行ルートを約1・3キロ短縮。給水用のスポーツドリンクを増やすなどの対策も行うとしている。

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