陶磁器や皮革など多彩な工芸美術作品が並ぶ知新会展=唐津市近代図書館美術ホール

 九州・山口地区のプロ・アマの工芸作家の作品を集めた「第32回工芸美術知新会展」が、唐津市新興町の唐津市近代図書館美術ホールで開かれている。陶磁器や染織、人形、皮革などの作品44点が並ぶ。29日まで。

 知新会は、唐津焼の陶芸家で日本芸術院会員の故中里逢庵(十三代中里太郎右衛門)さんが、西日本地区の工芸家のレベル向上を呼び掛け、1987年に発足。会員と公募による応募24点と、親組織の日工会展出展20点を展示している。

 知新会大賞は今村隆光さん=佐世保市=の磁器作品の「ながさき」。南蛮人や教会、平和祈念像など長崎を物語る図柄を、磁器の白を生かしつつ、鮮やかな色彩でデザインしている。

 日展会員の染色家で、知新会会長を務める藏樂(ぞうらく)瑞惠さん(72)=唐津市=は「エネルギッシュな作品がたくさんあり、見て元気をもらってほしい」と話している。入場無料。23日休館。

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