筑後川にエツの稚魚を放流する子どもたち=久留米市城島町の下田大橋付近

 みやき町の三根西小の4年生43人によるエツの放流が18日、久留米市城島町の下田大橋付近であった。子どもたちは3~4センチに育った稚魚を優しく川に放し、「大きくなって戻ってこいよ」と声を掛けた。

 放流は下筑後川漁協(原口勝良組合長、157人)と協力して実施。同漁協は1998年から毎年、稚魚の放流を実施しており、今年も6~7月に約18万匹を川に放す。流域7小学校で放流体験を行い、この日は約1万6千匹を放した。

 同漁協の塚本辰巳理事は「エツはここだけにしかいない魚で、非常においしい。赤ちゃんを優しく放流して」とあいさつ。子どもたちはライフジャケットを身につけた後、バケツに入った稚魚を持って桟橋に移り、川面に向けて放した。エツを食べたことがないという堤希夢くん(10)は「稚魚はかわいかった。大きく育ったら食べてみたい」と話していた。

 筑後川のエツ漁は最盛期には年間120トンの水揚げがあったが、近年は10~15トンで推移。今年は比較的豊漁で20トン以上の水揚げがあるという。

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