土用の丑の日を前に、朝からウナギの焼きに追われる専門店の調理場=佐賀市の木原鰻屋(撮影・鶴澤弘樹)

 佐賀県内は19日も高気圧に覆われて猛烈な暑さに見舞われ、佐賀市と嬉野市で最高気温が38度を超えるなど、各地で今年最高を更新した。県内の猛暑日は6日連続となり、熱中症による救急搬送も相次いだ。

 佐賀地方気象台によると、19日の最高気温は、嬉野市で1977年の統計開始以降、7月の観測史上最高の38.3度を記録したほか、佐賀市で38.3度、白石町で37.5度、佐賀市川副で35.6度と軒並み猛暑日となり、県内6観測地点のうち4地点で今年最高を記録した。

 県内の各消防本部によると、19日の熱中症の疑いによる搬送者数は11人。杵島郡の保育園でプール見学をしていた4歳の男児が気分が悪いと訴えたほか、屋内で運動をしていた小城市牛津町の男子高校生も搬送された。いずれも軽症だった。

 1年で最も暑さが厳しいとされる「土用の丑(うし)の日」の20日を前に県内のウナギ専門店では、スタミナをつけて暑さを乗り切ろうとする人などでにぎわった。佐賀市の「木原鰻(うなぎ)屋」では次々とたれに浸したウナギを焼いていた。同店では20日だけで、出前や持ち帰り用など約500食を準備する。

 佐賀地方気象台は、20日も佐賀市で最高気温38度を予想しており、引き続き厳しい暑さとなる見込み。

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