香港のビジネス環境や、国内企業が進出する際のポイントを説いた日本貿易振興機構(ジェトロ)香港事務所の伊藤亮一所長=佐賀市のグランデはがくれ

 アジアの玄関口として注目を集め、経済発展の著しい香港について学ぶセミナーがこのほど、佐賀市であった。日本貿易振興機構(ジェトロ)香港事務所所長の伊藤亮一氏が、香港の基礎的な情報やビジネス環境、消費動向を解説した。

 香港は航空貨物取扱量や平均寿命が世界一で、人口は約738万人。アジア有数の経済都市として成長を続けている。

 伊藤氏は、日本企業の側から見た香港の地理的な利点について「日本から飛行機で約4時間。シンガポールやマレーシアにない魅力の一つ」と解説。香港とのビジネスを描く県内企業関係者には、香港で暮らす人たちの消費動向を紹介し「香港では外食が好まれている。回数が週6・9回で日本の約6倍。各国が参入しているので競争が厳しく、買い手が強い傾向にある」と指摘した。

 セミナーはジェトロ佐賀貿易情報センターや県などが主催。県内の企業や自治体の関係者約60人が参加した。

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