出発式後、車両に荷物を詰め込む日赤佐賀県支部第1救護班の医療従事者=唐津市和多田の唐津赤十字病院

 西日本豪雨で大きな被害が出た広島県で活動する日本赤十字社佐賀県支部救護班の出発式が18日、唐津市和多田の唐津赤十字病院(志田原哲院長)であった。1班8人が19日から22日まで、現地で診療する。

 派遣先は広島市の南側に位置する安芸郡坂町。広島県の被害報告によると18日現在、死者16人(うち土砂災害で10人)と行方不明1人が出ている。

 通常の救護班は1班6人だが、医師と研修医、看護師3人、主事3人の計8人を派遣する。避難所で巡回診療する予定。県支部救護班の派遣は2年前の熊本地震以来で、今回の豪雨災害では初めてになる。

 出発式では、湯ノ谷誠二副院長(63)が「赤十字の使命の一つは災害時の救護。暑いので自己管理をして、やり抜いてきてください」と激励した。班長の中島厚士救急科部長(44)は取材に「熱中症や後片付け中のけがへの対応がメインになると思う」と話した。

 現地からは熱中症や砂ぼこりによる結膜炎の症状が増えているとの報告があるという。

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