うつ病の概要について講演する甲佐氏=佐賀市のグランデはがくれ

 大手企業の県内支社長・支店長らでつくる「ブランチ佐賀さかえ会」(座長・中尾清一郎佐賀新聞社社長)の例会が18日、佐賀市のグランデはがくれであった。佐賀県健康づくり財団健診医の甲佐和宏氏が講演し、うつ病の概要や、周囲の対処法などを語った。

 日本人の15人に1人がうつ病を経験。自殺者のうち50代が25%。自殺者の7割はうつ状態、うつ病だという調査結果を紹介した。

 職場でのストレス要因として、仕事の量や質の変化などに加え、「結婚や昇進などいいこともストレスの要因になることもある」と指摘した。

 うつ病には治療や休養が必須。仕事を辞めるなど重大事項の決定はせず、先延ばしにさせる、自殺をしないことを約束した上で、治療に臨ませるといった留意点を上げた。

 うつ病になる前の状態と生活を取り戻すのがゴール。甲佐氏は「不十分な治療では再発の可能性も高くなる。症状が改善されてからも、よくなった状態を維持するため、続けて治療を行ってほしい」と話した。

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