バレーボールの「第12回アジアユース男子選手権大会(U―18)」での優勝を山口祥義知事(左)に報告する糸山大賀選手=県庁

 バレーボール男子ユースのアジア王者を決める大会でセッターとして全試合に出場し、日本の連覇に貢献した糸山大賀選手(17)=佐賀学園高3年=が17日、山口祥義知事を表敬訪問した。大会のベストセッター賞にも輝いた糸山選手は「スパイカーに助けられた」と仲間に感謝しつつ、「シニアでも代表に入って活躍し、五輪で金メダルを取りたい」と佐賀から世界へ羽ばたくことを誓った。

 糸山選手は嬉野市出身で、塩田中から佐賀学園高に進んだ。高校1年の夏にスパイカーからセッターに転向すると、めきめきと実力を伸ばし、「第12回アジアユース男子選手権大会(U―18)」(6月29日~7月6日)の出場メンバーに抜てきされた。

 イランで開かれた大会では、慣れない海外の環境で調整に苦労したという。地元イランとの準決勝では「相手の応援でコート内にいる仲間の声も聞こえない。ペットボトルも飛んできた」と“完全アウェー”も味わった。

 1次ラウンドで黒星を喫した韓国との決勝では「初戦では相手が時間差(攻撃)を多用していたので対応した。スパイカーに一番いい形で打たせるよう心がけた」ときっちり修正。打点の高いジャンプサーブでも好機を演出し、3―1での勝利につなげた。

 山口知事は県がトップアスリートの発掘、育成やスポーツ文化醸成のために取り組んでいる「SAGAスポーツピラミッド構想」を引き合いに、「佐賀から男子バレー界のニューヒーローが出れば」と期待を寄せた。

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