初めての夫婦展を開いている堤正博さん(左)と侑子さん=佐賀市本庄真理の高伝寺前村岡屋ギャラリー

 佐賀市本庄町の高伝寺前村岡屋ギャラリーで、同市の堤正博さん(70)と侑子(ゆきこ)さん(70)が初の夫婦展を開いている。九州を中心とした国内の景色やヨーロッパ各国の町並みなど、おおらかで穏やかな油絵約30点が並ぶ。22日まで。

 堤さん夫婦は元小学校教諭で、55歳ごろから同市の画家田中一利さんに師事。2007年に具象絵画の公募展「日洋展」に出品し、2人そろって入選した。以来、同展や佐賀日洋会のグループ展などで作品を発表している。

 2週間かけてスペインやイタリアなどヨーロッパ7カ国を巡り、出合った風景や、阿蘇や湯布院へスケッチ旅行に出掛け心打たれた景色を描いた絵を並べた。侑子さんの「菜の花けむる筑紫野」は、09年に日洋展で優秀賞を受けた大作。9年間勤務した旧思斉小の校歌からタイトルを取ったという。

 正博さんは「絵を描いていると主体的に生きている実感がある」と充実した表情を見せる。

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