小城市勤労者福祉協議会の諸泉定次さん

 広島、長崎への原爆投下、終戦から間もなく73年。「平和の尊さを見つめ直す機会に」と28日午後2時から、小城市の小城保健福祉センター桜く楽館で平和コンサートを開く。

 中国出身で多久市在住の揚琴(ようきん)奏者・趙勇さんが異文化への理解や融和の期待を込めて演奏。日本の名曲も交え、やわらかな調べを奏でる。

 昨年の「高校生平和大使」を務めた武雄高3年の藤田裕佳さんの講演もあり、核廃絶を求める署名活動の取り組みなどを紹介する。武力行使によらず、多様な個性を認め合う社会をどう実現するか、10代の視点で語る。

 社民党の市議。協議会では長年、原爆写真展を開いてきたが、来場者は協議会を構成する労働組合の関係者らが中心。「悲惨な写真をなぜ飾るのか」といった声も聞かれたという。時間の経過とともに戦争を知る世代は少なくなり「世代や主義主張を超えて、戦争の記憶をつなぐ場になれば」と願う。

 入場料500円、中学生以下は無料。問い合わせは諸泉さん、電話090(2711)0618。

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