死去した浜田知明氏

 戦後日本を代表する版画・彫刻家の浜田知明(はまだ・ちめい、本名知明=ともあき)さんが17日午前1時25分、老衰のため熊本市内の病院で死去した。100歳。熊本県出身。葬儀・告別式は19日正午から熊本市中央区河原町23、豊住葬祭で。

 戦争がもたらす不条理や理不尽に終生こだわり、一方で妥協なく質の高い作品を追い求め続けた。

 一兵卒として軍隊で5年を過ごし、戦場で「自殺のことのみ考えて生きていた」という。軍隊生活に絶望し、薄暗い兵舎で自ら銃で死のうとする新兵などを描き、世界的に評価された「初年兵哀歌」シリーズは、まさに自身の心に刻まれた戦争体験の写し絵だった。

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