3回戦・伊万里商-鳥栖商 延長11回裏鳥栖商1死一、三塁、9番石橋拓也(右から2人目)がサヨナラ打を放ち、チームメートが駆け寄る=みどりの森県営球場

 両チーム合わせて38安打が乱れ飛び、延長十一回までもつれた激しい競り合いを鳥栖商が制した。今大会初の3時間超えの戦いに終止符を打ったのは、五回途中から救援登板した石橋拓也の一打だった。

 延長十一回裏1死一、三塁。石橋の打球が相手左翼手の頭上を越え、三走が生還すると、鳥栖商メンバーはベンチから一斉に飛び出した。「みんなの顔を見てほっとした」と石橋。勝利を実感できた瞬間だった。

 一方、投手としては「甘さが出た」と反省も。3点リードで迎えた九回、1死から連打を浴びて3点を奪われ、延長戦に入った。気合を入れ直して強気で投げ、この日最速の133キロをマーク。十、十一回とも3人で打ち取り、勝負の流れを引き寄せた。「体力には自信がある。次も全力で」。準々決勝を見据え、闘志を燃やした。

 伊万里商・久保大河(2試合ぶりの先発で3安打2打点の活躍)最後は負けてしまったけど、まさか自分たちが20安打も打てるなんて。応援の力が大きかった。

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