寄贈式であいさつをする角山安笔さん(右)と野中國秀さん=佐賀市川副町の佐野常民記念館

 元運輸省航海訓練所教官の角山安笔さん(96)=佐賀市大和町=と元海上保安官の野中國秀さん(72)=同市川副町=が手掛けたロープの飾り結びの作品3点が16日、佐野常民記念館(川副町)に寄贈された。操船や航海術に欠かせないロープ結びの技術を生かして仕上げている。31日まで展示される。

 作品の大きさはそれぞれ縦90センチ、横60センチ。角山さんは1本のロープを緻密に結んで多彩な飾りを完成させ、野中さんは額縁をロープで制作している。

 寄贈式で、角山さんは「帆船に乗っている時はロープが私たちの生命だった。結びの楽しさを知ってほしい」とあいさつ。野中さんは、角山さんが海外でロープの本を読んで研究していたエピソードを披露しつつ「熟練の技が多くの人に伝われば」と話した。

 寄贈品などによる企画展は「海に生きたオールドシーマン達(たち)の結索(ロープワーク)」と題し、期間中は17日を除いて開館している。観覧無料。問い合わせは佐野常民記念館、電話0952(34)9455へ。

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