峰達郎市長(右)に辰野金吾没後100年記念事業の実施を求める「唐津赤レンガの会」のメンバー=唐津市役所

 唐津出身の建築家辰野金吾の顕彰活動をしている市民団体「唐津赤レンガの会」(田中勝会長)が12日、辰野没後100年記念事業を来年開くように唐津市に要望した。日本近代建築の先駆者は、1919(大正8)年3月25日に64歳で亡くなっている。

 同会はこの機を捉え、辰野が監修した唐津市本町にある県重要文化財「旧唐津銀行」に辰野金吾を冠した別称を付けるように3176人分の署名を集め、今年2月に提出。再度要請するとともに、佐賀県が佐賀市の中央大通りに設置している辰野と、唐津出身の建築家・曽禰達蔵のモニュメントを維新博後に同銀行敷地内で活用することも求めた。峰達郎市長は「施設の名称はできないことはないだろう」とし、モニュメントも「県は故郷に戻すという考え方」と返答した。

 曽禰が建築顧問を担当した唐津市海岸通の県重要文化財「旧三菱合資会社唐津支店本館」について、同会から「このままだと建物が朽ちていく。早く対応してほしい」との要望も出た。

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