フランシェさんの講演を聴く参加者たち=佐賀市のオランダハウス

 佐賀市内に数多くある水路(クリーク)を活用して地域の魅力を発信しようと、佐賀市と同様に干拓地を開拓し都市を築いてきたオランダから大学講師などを招いた講演会が15日、同市のオランダハウスであった。県内外から約50人が集まり、オランダの水辺の生かし方を学んだ。

 デルフト工科大学建設学部のフランシェ・ホーイメイヤー専任講師がオランダの都市造りの歴史について講演。オランダでは建国当初、人々は浸水の少ない高い土地で生活するなど、水辺を生かしてきた。技術が進歩し、人間中心の都市造りになっていたが、現在は再び水辺や自然を生かした都市造りに転換してきているという。フランシェさんは「(都市造りでは)自然の中にいかにテクノロジーを入れていくかが重要」と話した。

 このほか、同大学の笠真希客員研究員や佐賀大学理工学部の後藤隆太郎准教授がオランダと佐賀のそれぞれの水路について講演した。講師と参加者が、佐賀市のクリークのこれからについて語るディスカッションも行われた。(

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