集まったサポーターに笑顔で手を振るサガン鳥栖のフェルナンド・トーレス選手(中央)=佐賀市の幕末維新記念館前

サガン鳥栖に新加入したフェルナンド・トーレス選手が登場し、熱狂するサポーター=佐賀市の幕末維新記念館前

 サッカー・J1サガン鳥栖に加入した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス選手(34)が16日、佐賀入りした。佐賀市城内の幕末維新記念館前広場で歓迎セレモニーがあり、早朝から詰め掛けた約2500人のサポーターがチャント(応援歌)を大合唱して入団を歓迎。トーレス選手は「皆さんの声を聞いて早くプレーしたくなった。皆さんのためにたくさんゴールを決める」と抱負を語った。

 

 会場にはトーレス選手を間近で見たいと午前4時に場所取りに訪れた人も。猛暑の中、開始30分前には大勢のファンに埋め尽くされ、トーレス選手が登場すると大歓声が湧き起こった。
 背番号9のユニホームに袖を通したトーレス選手は「サガン鳥栖のファミリーになれて非常にうれしく思う。皆さんと一緒であれば、素晴らしいシーズンになると確信している」とあいさつした。
 セレモニーにはサガン・ドリームスの竹原稔社長と山口祥義知事も同席した。チームは降格圏の17位と苦戦しており、竹原社長は「トーレス選手が人生を懸けて入団を決断してくれたのは、サポーターの熱い応援を信じているから。反撃を開始しよう」と呼び掛けた。山口知事は「維新前夜の香りがぷんぷんする。きょうは鳥栖のビクトリーロードが始まる日」と興奮気味に話し、最後はチャント(応援歌)の大合唱で締めくくった。
 トーレス選手は午前7時25分羽田発の飛行機で佐賀空港に降り立った。到着口前には、大勢のファンが列を作ったが、混乱回避のために別ルートでセレモニー会場に向かった。同日午後には鳥栖市北部グラウンドでチームメートと初めて顔を合わせ、早速、初練習で汗を流した。

 

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