詰めかけたファンにサインで応じるフェルナンド・トーレス選手=15日午前11時すぎ、東京都の羽田空港

横断幕を掲げてフェルナンド・トーレス選手の到着を待つファン=東京都の羽田空港

 「エル・ニーニョ(神の子)」の愛称にふさわしい“神対応”だった。サガン鳥栖に入団する元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス選手(34)が来日した15日、東京・羽田空港の国際線ターミナルではファン約80人がスペイン語の横断幕を掲げて歓迎した。トーレス選手は長旅の疲れを一切感じさせず、穏やかな笑顔で気軽にサインに応じた。

 「まさか、あのトーレスが鳥栖に来るなんて」。リバプール時代のユニホームを着た東京都の金子侑樹さん(18)は、小学生まで福岡県で過ごし、鳥栖もお気に入り。「早くチームに溶け込み、前線を活性化して」と期待を寄せた。

 チェルシー時代のトーレス選手に一目ぼれしたという東京都の松岡裕子さん(37)は「最初はサッカーなんて全然分からなかった。取っかかりはルックスでもいいと思う」と、端正な横顔をうっとりとした表情で見つめた。

 スペイン人のマリオ・カンポスさん(36)=東京都=は「彼は鳥栖の価値を高めてくれるに違いない」と新天地での活躍を確信。日本でのトーレス選手のファンクラブ設立を目指し、すでに約60人の入会希望者がいるという。

 午後1時から帝国ホテルで開かれた記者会見には、神戸に加入したアンドレス・イニエスタ選手の時と同規模の約200人の報道陣が詰めかけ、関心の高さをうかがわせた。

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