県民災害ボランティアセンターを設立し、規則などを承認した発起人会=平成17年7月15日、佐賀市の県社会福祉会館

 災害発生時に迅速な支援活動を展開するための「県民災害ボランティアセンター」が発足した。この年3月の福岡県西方沖地震や、前年6月に佐賀市南部で発生した竜巻などが契機だったが、災害ボランティアのあり方も当時からは変化してきた。

 発起人は県民生児童委員協議会など21団体。30団体が賛助会員となった。

 災害発生時の即戦力を常に確保しておこうと、当初は登録会員数1万人を目指した。その後、会員登録せず個人でボランティアに参加する形が普及し、事務局によると現在の会員数は千人ほどという。

 センターの役割も会員の活動支援から、災害ボランティアの受け入れ体制整備へと色合いが変わった。県のセンターでは、被災自治体のセンター開設・運営を担う社会福祉協議会などに向けた研修が増えている。

 近年では、2016(平成28)年の熊本地震でボランティアの事前勉強会を開いたほか、今月の豪雨災害でも基山町のセンター立ち上げを支援した。(新元号まであと290日)

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