「すまいる保育園」を運営する一般社団法人の竹内靖子代表(手前右)と園のスタッフ=小城市三日月町堀江

 企業の従業員と地域の子どもを預かる「企業主導型保育施設」が15日、小城市三日月町堀江に開園した。契約した事業所に利用枠を用意し、育児休業後に子どもを預けられるようにする「入園予約制」も導入。働く父母、従業員の確保に課題を抱える事業所をサポートする。

 新興住宅地に隣接した認可外保育施設で、名称は「すまいる保育園」。系列法人を含め、小城市と佐賀市で二つの保育園を展開している一般社団法人CIELO(シエロ、竹内靖子代表)が運営する。企業主導型は待機児童対策として内閣府が推奨し、小城市内での開園は初めて。

 本年度は0~2歳児を受け入れ、定員18人。このうち半数は契約事業所の従業員向けで、残りは地域から預かる。19年度以降は1歳ずつ対象年齢を広げて定員を増やす。認可保育園の基準に合わせ、本年度は保育士5人を配置している。

 施設は木造2階建て、延べ床面積約470平方メートル。今秋には看護師やスタッフを増やし、要望が多い病後児と一時預かり保育も行う予定で、専用施設や地域住民との交流スペースを備える。太陽光発電と蓄電池で施設の電気をまかなう設計にもなっている。

 開園時間は午前7時半~午後6時半で、午後7時までの延長保育が可能。保育料は0歳が月3万5900円、1~2歳は月3万5700円。元保育士で中学生の子どもの母でもある竹内代表は「一人一人に寄り添う保育で孤立しがちな父母の支えになり、大切な子どもを安心して預けてもらえる施設にしたい」と話す。

 園児、契約事業所を募集中。問い合わせはすまいる保育園、電話0952(37)3725。

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