今村優花さん、田中翔琉さんをオーストラリアに派遣するオニザキコーポレーションの金丸美智夫会長(中央)ら=多久市役所

 多久市の中学生を対象にしたオーストラリアへの短期留学の研修生に、東原庠舎(とうげんしょうしゃ)中央校8年(中学2年)の今村優花さん(13)、同西渓校8年(同)の田中翔琉(かける)さん(13)が選ばれた。夏休み期間中の3週間、現地でホームステイしながら英語学校に通う予定で、2人は「日本ではできない体験をしたい」と張り切っている。

 オーストラリアのボブ・ホーク元首相が設立した財団が11年前から毎年2人を受け入れている。多久市に工場を置くごま専門の食品加工会社オニザキコーポレーション(本社・熊本市)が子どもたちの成長と両国の親善を目的に、研修生の旅費や授業料を負担している。

 本年度は市内の義務教育学校3校から5人の応募があり、作文や面接で研修生を選んだ。2人は28日に出国し、8月19日までシドニーで過ごす。

 13日に市役所で招待状の贈呈式があり、オニザキコーポレーションの金丸美智夫会長らが「人生の糧になるものを一つでもつかんできてほしい」と激励した。今村さんは「習った英語を試し、視野を広げたい」、英語を使った仕事に就くという夢を持つ田中さんは「本物の英語、現地の文化に触れたい」と抱負を語った。

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