ポスターやタブレット端末を使って、研究内容を英語で説明する生徒たち=佐賀市の致遠館高校

 文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定校、致遠館中・高校は12日、生徒が英語で課題研究を発表する発表会を開いた。教育関係者や佐賀大学の留学生らを前に、理数科の高校3年生約120人が数学や物理、科学など5分野、23班に分かれて研究した成果を堂々と披露した。

 生徒たちは、研究内容を英語でまとめたポスターを見せながら英語で説明し、質疑応答を交わした。そのうち、津波の防波堤について研究したグループは、ビニールプールや板を使って波の動きや水の量を計測した実験結果などを発表。ポスターだけでなく、タブレット端末を使って実験の様子を動画で説明する場面もあった。発表した待永康佑さん(17)は「論文ならではの言葉を英訳するのが難しく、どう発表したら伝わるか悩んだ。将来世界で活躍するようなレベルまでいければ」と話した。

 SSHは先進的な理数教育を通じて思考力や判断力を培い、国際的に活躍する人材育成などが目的で、同校は2006年度から指定されている。

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