きやぶ百景 映画「月光の夏」(中)

 映画「月光の夏」のシナリオライター毛利恒之氏はシナリオを5回修正された。監督には神山征二郎氏が決定した。募集活動がスタートした直後に語り部である上野歌子先生が講演先の宮崎で急逝された。私たちにとっては大変なショックだった。数日前の打ち合わせ会でご一緒したとき「故郷を離るる歌」をお開きの前に合唱したばかりだった。募金活動はマスコミの協力もあり大口・小口の募集ともに順調に進んだ。「私も協力させてください」と事務局へ持参される方も多くあった。私は市長や会長のお供をして大口募金のお願いをして回った。平成4年7月、映画撮影隊スタッフも来鳥され、祇園山笠、まつり鳥栖(市民総踊り)のシーン撮影から始まった。その時、配役俳優は完全には決まっていなかった。だれが見えるのかうわさ話が盛り上がった。(絵・文=水田哲夫・鳥栖市本町)

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