お気に入りの唐津焼を前に

 商社退職後、オーストラリア・パースで18年間暮らしていた。現役時代からあまり日本の伝統文化に触れる機会がなかった弘之さん。偶然、フェイスブックで「唐津やきもん祭り」を知り、来訪。唐津焼や食に魅(み)せられ、2013年、パースでの生活に区切りをつけ、移り住んだ。

 「いずれ日本に戻るにしても、まだ先と思っていた」と美子さん。弘之さんの熱意に折れたが、「福岡にも近くて便利。クラシックのコンサートも格安で聴ける。田舎過ぎない点がいい」と言い、移住間もなく手術を受けた時は「医療環境の良さ」を実感した。

 弘之さんは唐津焼・古唐津研究会に茶道、座禅。美子さんはガーデニング、コーラス、詩吟、ゴルフと、体が足りないくらい唐津ライフを満喫している。(地域リポーター・古川ゆかり=唐津市)

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