遺跡の活用について意見交換する参加者=鳥栖市役所

 鳥栖市北西部の城山一帯にある戦国時代の城下町遺跡「国史跡・勝尾城筑紫氏(かつのおじょうちくしし)遺跡」をもっと身近なものにしようと市民が自由に意見交換するワークショップが予定の4回を終え、遺跡見学会と地元の祭りをコラボして開く案などが出された。

 5日の4回目のワークショップでは参加者約20人を2グループに分けて、これまでに出た多くの意見の中から優先して取り組む事業について絞り込み発表した。Aグループでは、コラボ型イベントとして、遺跡見学を地元のお祭りの「四阿屋(あずまや)神社の御田舞」や「牛原の獅子舞」に合わせて開催する案や、JRウオーキングのコースに組み入れてもらう案などが出された。

 Bグループでは、勝尾城をランドマークとしてアピールするためビューポイントを10カ所程度ピックアップして看板・サインなどを整備し、SNSなどで発信してもらえるような仕掛けを提案。安全な登山道の整備や利用しやすいトイレ設置などを求めた。

 最後に参加者から「できるところから整備を始めてほしい」と要望が出された。市教委の担当者は「今回出た意見は報告書にまとめる。次回は秋に遺跡でワークショップを開きたい」と話していた。

このエントリーをはてなブックマークに追加