JR筑肥線大川野-肥前長野間で発生した倒木の現場。作業員の手が回らず、復旧の見通しは立っていない(離れた踏切から望遠レンズで撮影)

 線路への土砂流入で運行中止となっていたJR筑肥線の唐津―筑前前原(福岡県糸島市)間は、11日の始発から運行を5日ぶりに再開する。土砂流入箇所については、仮設の防護設備などの応急措置としているため、今後も作業を続ける。運行再開に伴って、バスによる代替輸送は10日までで終了した。

 一方、同様の土砂流入で不通となっている筑肥線の山本(唐津市)-伊万里間については、唐津市浜玉町の脱線現場に作業員を集中していたため復旧作業に着手できていない。

 不通になってから代替輸送はなかったが、11日からは唐津―山本―伊万里駅間でバスによる代替運行を始める。バスは午前6時ごろから午後9時半ぐらいまで、上下それぞれ約2時間間隔で運行する予定。

 JR九州唐津鉄道事業部によると、伊万里市大川町の大川野-肥前長野間で7日に倒木と土砂流入が発生し、線路をふさいでいる。同区間を含む山本-伊万里間は6日朝から運行を見合わせており、高校生の通学などに影響が出ているが、同事業部は「唐津-筑前前原間が運行再開となり、これから山本-伊万里間の点検、復旧作業に入るので、運行再開には時間が掛かる」としている。

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