作品の感想を述べ合う中学生ら=佐賀県立美術館

ギャラリートークで作品を解説する県書作家協会の福地秀鵬会長(左)=佐賀県立美術館

 第43回県書作家協会展(同協会など主催)が10日、佐賀市の佐賀県立美術館で始まった。一般公募の漢字部門で大賞に輝いた片岡彩楓(さいふう)さん(佐賀市)の作品など、入賞入選作品と正・準会員の作品など458点が並ぶ。入場無料、16日まで。

 一般公募の部で大賞を受賞した5人のうち3人が30代以下だったことを受け、同協会の福地秀鵬会長は「出品者が若返り、活気あふれる公募展になった」と喜びを語った。初日は力作を見に来た書道愛好家や中学生らでにぎわった。

 ギャラリートークでは、福地会長が作品を一つ一つ示して解説し、「なぜこう書いたのか考えながら、良い所に注目して」と呼びかけた。来場者は、人混みの隙間から伸び上がって作品に見入った。

 書道部に所属する澤村彩乃さん(唐津東中2年)は、特選の諸泉希さん(佐賀北高3年)の漢字「臨趙之謙(りんちょうしけん)」に注目。「線の太さのメリハリも行書らしく、とてもかっこいい」と何度も線をなぞっていた。

 漢字、仮名、調和体(詩文書)、少字体、墨象、篆刻の6部門に、会員156点、準会員47点、公募180点、高校生227点の計610点が出展された。会期中は毎日午前11時から、ギャラリートークがある。

 (後日、県内文化面で詳述)

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