「プロのピアニストたちの表現を何度も聞き込んだ」と話す昭栄中3年の大神仁美さん=佐賀新聞社

 ハーモニカの全国大会「F.I.H.ハーモニカコンテスト」の複音ソロ部門で、昭栄中3年の大神仁美さん(14)が優勝した。大神さんは全5部門のグランプリに次ぐ特別賞も受賞。速弾きなどで難解な「トルコ行進曲」を披露し、表情豊かな音色を響かせた。

 録音テープによる予選を通過し、6月に東京都であった決勝コンテストに出場した。年齢制限がなく大人が交じる中、なめらかで抑揚の美しい演奏で観客を引きつけた。指導する原克江さんも「集中力と音楽的な感性が優れている」と感心する。中学最後の出場となった大神さんは「最後だと思うと緊張して、演奏後は落ち込んでいた。受賞は本当に驚いた」と笑顔を見せた。

 小学2年からハーモニカを始め、教室「ジュニアアンサンブル」に所属する。高校では部活動に専念する予定で「ハーモニカは趣味としてずっとそばにおいておきたい」と語っていた。

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