強化指定選手を代表して決意を述べる鳥栖レスリングクラブの尾西桜さん=佐賀市文化会館

講演会後、指定強化選手の一人一人に「頑張って」と声を掛けながらハイタッチする上村愛子さん=佐賀市文化会館

 2023年に佐賀で開く国民スポーツ大会や五輪などの国際大会を念頭に、県ゆかりの選手の競技力向上を支える「スポーツエリートアカデミーSAGA」の開校式が8日、佐賀市文化会館で開かれた。

 

 同アカデミーは、トップ選手の発掘やスポーツ文化の裾野拡大を目指す県の「SAGAスポーツピラミッド構想」の柱の一つ。初年度は、小学生から社会人まで39競技870人の国体指定強化選手らを対象に、県外の一流指導者による育成やスポーツ医学、栄養学に基づいた個別の支援などを行う。

 開校式には選手や各競技団体の代表ら約1千人が出席。山口祥義知事が「スポーツは選手と指導者や地域など多くの人たちが支えあって成り立っている。今こそ『チーム佐賀』でタッグを組み、前に進みたい」とあいさつ。アカデミーの生徒となる各競技団体の代表に強化指定選手認定証を手渡した。

 「世界へ挑戦し続けるということ」と題し講演した元フリースタイルスキー・モーグル日本代表の上村愛子さんは「応援してくれる人たちと一緒に喜ぶ未来を想像すれば、つらい練習ももう一踏ん張りできる。目的意識を持って練習に打ち込んで」などとアドバイス。講演後には選手一人一人とハイタッチしてエールを送った。

 昨年のえひめ国体ウエイトリフティング競技で入賞し、母校の有田工高で後進の育成にあたる松尾淳一さん(24)は、「選手自身が考える大切さを学んだ。指導者としても参考にしたい」と話した。

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