「教職一筋 三十八年間で学んだこと」を出版した松下武志さん=佐賀市の佐賀新聞社

 元高校教師の松下武志さん(86)が自身の教育現場での実践を記した「教職一筋 三十八年間で学んだこと」(文芸社)を出版した。佐賀県の教育振興に尽力した日々をつづり、これからの教育のあり方について提言している。

 松下さんは神奈川大法経学部卒業後、教職の道へ。武雄高を振り出しに県教委企画参事、学校教育課長、佐賀商高校長などを歴任し、県高野連会長なども務めた。

 松下さんの著書を読んだ出版社の担当者から熱烈な執筆依頼を受け、「最後の仕事」として筆を進めた。四章構成で、教育行政の現場での取り組みや教師の生徒への接し方、教育者に求められる心構えを分かりやすい表現で153ページにまとめた。

 教職を退いた後も、呼子中央子ども園(唐津市)の理事長を務めるなど県内教育の発展に力を注ぐ松下さん。出版に際し、「教師に限らず、子どもの育成に関わる保護者など幅広い方々にとって参考になれば」と話す。本は1100円(税別)。7月下旬頃から県内の主要書店などで販売する。

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