牧瀬インター付近の厳木多久有料道路ののり面が崩落し、土砂やコンクリートブロックが流れ込んだ「道の駅厳木」の駐車場。崩落箇所はブルーシートで覆われ、降雨に備えていた=唐津市厳木町

牧瀬インター付近の厳木多久有料道路ののり面が崩落し、土砂やコンクリートブロックが流れ込んだ「道の駅厳木」の駐車場。崩落箇所はブルーシートで覆われ、降雨に備えていた=唐津市厳木町

 大雨による土砂崩れで、唐津市浜玉町でJR筑肥線の車両が脱線した現場では7日夕、土砂の撤去作業が始まったが、復旧の見通しは立っていない。

 現場では午後4時ごろ、重機やダンプ車が配備され、線路上では電線にカバーを取り付ける作業が行われた。1時間後には玉島川河口にかかる橋に7台のダンプが並び、重機で荷台に土砂を積む作業が進んだ。

 厳木バイパスの牧瀬インターチェンジ(IC)の合流地点付近(唐津市厳木町)では、大雨で崩れたのり面が、降雨に備えてブルーシートで覆われた。

 管理する佐賀国道事務所によると、のり面は高さ約15メートル、幅約20メートルにわたって崩落した。地中に大量の水が流れ、地盤が緩んだことが原因とみている。7日も国土交通省の担当者らが測量など被害状況の確認に当たったが、多久原IC―牧瀬IC間の通行止めの解除や、駐車場に土砂やコンクリートブロックが流れ込んだ「道の駅厳木」の営業再開のめどは立っていない。

 道の駅店長の嶺川淳一郎さん(58)は「(道の駅よりも低地にあり)増水していた厳木川の方を気にしていた。まさか上から来るとは」と驚いた様子で、「より頑丈になるように工事してほしい」と語った再発防止を願っていた。

このエントリーをはてなブックマークに追加