行方不明者の捜索が行われている東名縄文館東側の貯水池=佐賀市

行方不明者の捜索が行われている東名縄文館東側の貯水池=佐賀市

 記録的な大雨に見舞われた佐賀県内では7日、佐賀市大和町で80代女性が行方不明になっているほか、三養基郡基山町で崩落した土砂や倒木が道路をふさぎ、2世帯5人が孤立している。大雨特別警報は午前8時10分、県内全市町で解除されたが、台風や大雨で地盤が緩んでおり、佐賀地方気象台は厳重な警戒を呼びかけている。

 大和町では同日未明から警察官や消防団員らが、行方不明者の住宅付近の河川などを約100人態勢で捜索している。基山町の孤立家屋は園部で、午前9時から土砂の撤去作業を始めた。

 冠水などの影響で午前10時現在、高速道路を含め県内32カ所で通行止めが続いている。鳥栖筑紫野道路も通行止めで国道3号とも渋滞している。JRは長崎、佐世保線とも特急の運行を見合わせている。唐津市浜玉町の筑肥線脱線現場の復旧作業は「検討中」(JR九州)としている。

 県は大雨特別警報が解除されたことなどを踏まえ午前10時、災害警戒本部を廃止し、災害情報連絡室に移行した。

このエントリーをはてなブックマークに追加