佐賀県は6日、障害を理由に不当な差別を受けることを解消する条例の制定に向けてパブリックコメント(意見公募)を始めた。8月2日まで受け付け、9月定例県議会で条例案を提案し、10月施行を目指す。

 県の「障害者差別解消の推進に関する条例(仮称)」は、県民に求められる配慮や工夫の具体例として、言葉だけでなく絵や写真、筆談など、障害の在り方に応じたコミュニケーションをとることを挙げている。また、障害のある人に対しても、暮らしにくさを解消するために意思表示に努めるよう求めている。県の責務として、当事者から意見を聞き、施策に反映させることも盛り込んでいる。

 川久保三起子健康福祉部長は意見公募に際し、「県民一人一人、障害のある人自身が、それぞれの立場でどう取り組めばいいか、羅針盤となるものにしたい」とコメントを添えた。

 条例案は県のホームページや県庁、県立図書館などで閲覧できる。パブリックコメントは郵送、ファクス、電子メールで受け付ける。問い合わせは県障害福祉課、メールアドレスshougaifukushi@pref.saga.lg.jp

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