災害対応力の強化などを話し合った日本水道協会九州地方支部総会=佐賀市のホテルマリターレ創世佐賀

 水道事業を担う自治体や企業でつくる「日本水道協会」の九州地方支部総会が5日、佐賀市のホテルマリターレ創世で始まった。九州・沖縄から約280人が参加し、災害への対応力の強化や、老朽化が進む施設の改修や維持に向けて、各事業者が連携していく方針を確認した。

 開催地を代表して佐賀市の畑瀬信芳副市長が「頻発する自然災害に対し、強靭(きょうじん)な水道施設の構築が求められている」とあいさつした。協会の吉田永理事長は「災害時は会員間の連携が大きな力となる。南海トラフ地震など大規模災害が予想されており、災害対応力強化の取り組みを進めたい」と述べた。

 九州支部からの提案事項として、老朽化が進む水道管などの耐震化や再構築のために一層の支援を国に求めることや、厳格化された水質基準を満たすために更新が急務となっている鉛製給水管を国庫補助の対象に加える要望をまとめた。

 また、本年度の事業計画では漏水防止講習会や技術研究会の開催を決め、次回の総会の開催地として熊本市を選んだ。総会最終日の6日は「さが水ものがたり館」や「肥前さが幕末維新博覧会」などを視察する。

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