厳木中仮校舎がある旧本山小学校前の国道203交差点

増水し氾濫危険水位に達した嘉瀬川=6日午前9時ごろ、佐賀市大和町

氾濫危険水位(レベル4)に達し、氾濫のおそれがある厳木川=6日午前8時10分ごろ、唐津市厳木町の中島橋水位観測所

増水した多久市南多久町の牛津川=6日午前10時ごろ、多久市南多久町

冠水で通行止めになった国道323号=6日午前9時ごろ、佐賀市大和町川上

 活発化した前線の影響で6日、佐賀県内では河川の水位上昇や、土砂崩れなどが発生、各地で避難勧告が出ている。冠水による道路の通行止や、交通機関にも影響が出ている。

【続報】大雨・佐賀関連(6日13時現在)
 佐賀県は大雨が続いていることから、5日に設置していた災害情報連絡室を6日午前9時に災害警戒本部に格上げした。防災監の副島良彦副知事を本部長に、全庁的な体制で情報の収集と対応に当たる。
 6日の予定をすべてキャンセルした山口祥義知事は、警戒本部会議の冒頭で、市町と綿密に情報共有し、自力での避難が困難な「災害弱者」の状況を注視するよう指示。「各自しっかり役割を果たして」と呼び掛けた。
 県教育委員会によると、6日午前8時現在、伊万里高など県立高4校が休校となり、鳥栖高と香楠中が始業時間を1時間繰り下げた。佐賀大学も付属の小中と幼稚園を休校、休園した。

 佐賀市災害対策室によると6日午前6時ごろ、佐賀市富士町無津呂では、市道の路肩が崩れ、付近の住民が避難した。また午前8時50分現在、嘉瀬川で越水の恐れがあるとして、佐賀市の春日、春日北、鍋島の校区3056世帯9411人、川上地区の443世帯1442人に避難勧告を出したほか、土砂災害の警戒で、佐賀市の大和、富士、三瀬、金立、久保泉地区の1880世帯5595人にも避難勧告を出した。
 そのほか、唐津市は浜玉、七山、相知、厳木地区の9501世帯2万5139人に、神埼市は背振地区に避難勧告を出した。
 唐津市浜玉町横田下では、裏山が崩れ、付近の住民が避難した。同市行合野の国道202号は、大雨により道路が崩れ片側通行規制中。佐賀市大和町の官人橋付近の国道323号も冠水により通行止めとなった。
 JR九州によると、大雨の影響により、長崎線の鳥栖―長崎間で運休や遅れが発生しているほか、唐津線と筑肥線でも運転見合わせなどが出ている。
 佐賀地方気象台によると、明日午前6時までの24時間に、多いところで300ミリ、1時間に70ミリの雨が予想されており、土砂災害や河川の氾濫に警戒を呼びかけている。

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