進出協定を結んだ「スイケンフーズ」の南堅吾社長(左)と親会社「水研」の斎藤総一郎社長(右)と峰達郎唐津市長=唐津市役所

 唐津市海岸通の唐津水産加工団地内に水産加工の「スイケンフーズ」(南堅吾社長)が進出する。4日に唐津市と親会社の水産商社「水研」(大阪市、斎藤総一郎社長)との3者で進出協定を結んだ。4億円をかけて加工場を建設し、来年8月に操業を開始する。

 水研はサバやアジなど青物と呼ばれる魚種で国内有数の調達力があり、中国やインドネシアに提携工場がある。唐津は国内初の加工場で、操業に合わせてスイケンフーズを設立した。唐津ではノルウェー産サバを年間2千~2500トン加工し、九州を中心に販売する。近海ものも手掛ける。

 空き地6300平方メートルを借り、鉄筋コンクリート平屋建てで延べ床面積1千平方メートルの加工場を建設する。操業開始時は正規10人弱を含む40人を地元雇用。5年後には1300平方メートルに拡張し、雇用も50人まで増やし、年間12億円の売り上げを目指す。

 斎藤社長は「国内に加工場を持つのが夢だった」と話し、唐津を選んだ理由として加工団地に冷凍冷蔵庫、汚水処理施設が整備され、安価で利用できること、雇用環境などを挙げた。

 唐津市の峰達郎市長は「水産業の中で『品質の水研』といわれるほどの会社で、本市の水産業の発展・振興につながるものと期待している」と歓迎した。

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