前日に接近した台風7号の強風で破損し、中の農作物がむき出しになっているハウス=4日午後、佐賀市川副町(ドローンで空撮)

 台風7号が通過し一夜明けた4日、佐賀県内で被害状況が明らかになった。倒木による道路の通行止めが相次ぎ、強風によるナシやスモモの落果、ビニールハウスの破損など農作物や農業施設にも被害が出た。

 県によると、県管理の国道と県道のうち、4日午後3時現在、4カ所で倒木などで全面通行止めになった。有田町では、林道岩越八幡元線の有田ダム―応法間が前日に続き通行止めとなったほか、同町岳の町道脇の土砂が崩れて道路を一時ふさぎ、町道下の畜産団地の牛舎に一部流入した。

 県教育委員会のまとめでは、4日正午までに、県立と市町立学校のうち18校で、ガラスが割れたり屋根の一部が飛ばされるなどの被害が21件あった。

 またJR佐世保線肥前山口―佐世保間は、付近の河川の水位上昇などにより、一時運転を見合わせ、約4500人に影響が出た。

 佐賀市東与賀町では、落雷で水稲が一部枯れたほか、小城市や伊万里市では強風によるナシの一部落果なども見られた。佐賀市、小城市、白石町などでビニールハウスが破れるなどの被害も出た。

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