唐津観光大使の委嘱式後に篠笛を演奏する佐藤和哉さん=JR唐津駅

唐津観光大使を委嘱された岩本初恵さん。特典付きの名刺を手に=唐津市役所

 唐津市は「唐津観光大使」の制度を設け、篠笛奏者の佐藤和哉さん(36)=同市海岸通出身=と、美容健康食品の通信販売会社「愛しとーと」(福岡県那珂川町)最高経営責任者の岩本初恵さん(57)=同市肥前町出身=に委嘱した。市内でサービスを受けられる特典付きの名刺を配布するなどし、観光唐津の顔として活動してもらう。

 唐津市は2005年度から、著名人に地元を応援してもらおうと「唐津大使」(6人)を委嘱してきたが、今回、観光情報の発信と誘客を目的とした観光大使に改めた。唐津大使でもあった佐藤さん、岩本さんの委嘱式が6月27日と2日にあった。任期は1年。

 最大の特徴は、観光大使が市外で配る名刺(唐津パスポート)。名刺を持つ人が唐津を訪れ、提示すれば、割引や特典がある。旧高取邸などの観光文化施設8カ所が入場無料で、民間ではワンドリンクサービスや商品1割引などがある。店舗は随時募集中で、現在まで37店舗が協力。利用者が名刺に記載したQRコードを読み込めば、提供店の情報を得られ、1枚で4人までサービスが受けられる。

 佐藤さんは委嘱式後に早速、観光列車「あそぼーい!」の筑肥線臨時運行で篠笛を披露して乗客をもてなした。「やる気でいっぱい。これからも情熱を持って、唐津の魅力を発信しきたい」と語った。ファンとの唐津ツアーの開催を予定している。

 これまでの唐津大使の名刺を年間1万枚ほど配っていたという岩本さんは「恩返ししようと、普段から唐津の営業活動を頑張ってきた。出会った人、皆さんにお配りしたい」。唐津市が出場する「第4回全国ふるさと甲子園」(8月25日、東京)でも故郷をPRする。

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