佐賀大学の研究成果を活用するビジネスマッチングセミナーがこのほど、佐賀市の佐賀銀行で開かれた。融資や法人営業などを担当する行員76人が、取引先の経営課題を解決する「種」を見つけようと真剣に聞き入った。

 食品を研究する穴井豊昭教授ら5人が講演。大豆やかんきつ類、ノビルの栄養成分、こうじ菌の産業利用への可能性など幅広いテーマで15分ずつ、身近な食品にビジネスチャンスがあることを伝えた。

 佐賀銀行は佐賀大学との産学連携協定を2006年に結び、17年には佐銀キャピタル&コンサルティングも交えた協定を締結している。セミナーは協定の取り組みの一環。

 地銀には、担保に過度に依存せず事業そのものを見る「事業性評価」だけでなく、地方創生が求められている。同行営業支援部は「セミナーを通じて教授と行員の距離が縮まったようだ。取引先の悩みを聞き取った行員が研究室に相談に行くきっかけになれば」と期待を込めた。

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