後半ロスタイムに逆転ゴールを決められ、頭を抱えるサポーター=佐賀市のダイニングバー86

 「夢をありがとう」「胸を張って帰ってきて」-。サッカーのW杯で日本代表がベルギーと激闘を演じた3日早朝、佐賀県内でも選手をねぎらう声が上がった。2点先行しながら逆転負けし、世界の壁の厚さを痛感させられたが、「この悔しさ、経験が絶対日本を強くする」と惜しみない拍手を送った。

 佐賀市のダイニングバー86では約50人が観戦。2-2で迎えた後半ロスタイム、ベルギーに一気にボールを運ばれて逆転ゴールを奪われると、重い沈黙が広がった。

 「これがW杯の厳しさなのか。個の力は及ばなかったが、組織力では引けを取らなかった」。小城市の千綿雄大さん(40)は選手を思いやり、優勝候補を追い詰めたことを評価した。

 大会直前にハリルホジッチ監督が解任されたが、西野朗監督のもと下馬評を覆して躍進した。武雄市の鳥越茜さん(26)は「一つになって戦ってくれた。この経験は必ず成長の糧になる」と4年後の躍進を期待した。

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